動画編集の仕事は未経験でも大丈夫か調べてみた結果、未経験でも全然大丈夫です。そもそも仕事として経験者か未経験かすぐには分かりません。
SNSが広まって、ツイッター(2006年~)で文字だけだったのが、インスタグラム(2010年~)やtiktok(2016年~)など、ネット上に手軽に動画をアップできるようになってきました。
さらに、広告やメディアでも積極的に動画を使うことが多いことから、動画編集の仕事の需要が高まっていると感じています。
求人も増えているし、「経験はないけど動画編集の仕事がしたい!」という人も結構いるのではないでしょうか。
そこで、未経験でもできる動画編集の仕事にはどんなものがあるのか、未経験でも経験しておいたほうが絶対に良いことを紹介していきます。
これから動画編集をやってみたいという人は参考にしてみてください。
目次
動画編集の仕事内容は?どんなことをするのか?
基本的に動画編集は、主にWeb業界に多い仕事です。
撮影した動画や画像、素材をWeb上にアップできるように編集するのが仕事です。まあ、改めて説明するほどのことではないかもしれませんが。
さて、一口に動画といっても色々な種類があり、例えばFacebookやインスタグラムなどで表示される10~20秒ほどの動画や、インターネット上にあるバナー広告など身近なところで見かけますよね。
簡単に言えば、動画を編集するのが仕事ですが、好き勝手に作って良いわけではありません。
動画を投稿する媒体によって条件が違うので、どの媒体がどれくらいの秒数なのか、タイトルや文字は入れて良いのかなどの知識も必要となってきます。
それにクライアントがいるなら、クライアントの意向に沿ったものにしなければなりません。
さらに、動画の編集には大きく分けて、
動画編集の種類
- 仮編集:ベースとなる映像を作る
- 本編集:仮編集した動画を加工して投稿できる形にする
の2つがあります。
仮編集とは、ベースとなる映像を作ることです。撮影した動画や素材などを組み合わせて、動画をアップする媒体や目的に合わせて最適な映像にしていきます。動画のなかからカットを抜き出してつなげ、動画の目的やメッセージが伝わるようにしていきます。
本編集とは、仮編集した動画を加工してアップできる形に整える作業です。
文字を入れたり、BGMを流したり、ぼかしたりして最終形にするのが仕事となります。映像を加工していくので、映像編集ソフトを使いこなせるスキルが必要となってきます。
動画編集は未経験でも出来る?必要な資格は?
動画編集の仕事には、業界や媒体の知識のほか、動画編集に使用する映像編集・加工ソフトを使いこなすスキルが必要です。
「じゃあスキルがない未経験者じゃ出来ないの?」…とあきらめてはいけません。未経験でも可能な仕事もあります。
前述したように動画編集は年々需要が高まっているので、求人数に人が追い付いていない状態です。そのため、未経験でも可能としている企業は多いのです。
さらに、企業に就職するだけがお金をもらう手段ではありません。クラウドワークスとかで動画編集の仕事を探すとめちゃめちゃ仕事依頼の件数が多いです。
ただし、ある程度の条件はあります。動画編集に興味感心があるのはもちろん、動画編集にはパソコンは欠かせないので、パソコンの基本操作が可能かどうかは必須です。
これは当然でしょう。しかし、なかにはスマホのアプリで可能なものもあります。
また、Adobe Premiere Pro、PhotoshopやAfter Effectなどの編集・加工ソフトが使えるかも条件として挙げられることが多いです。
おそらく動画編集や画像編集が好きな人は触れたことがあるソフトのはず。また、わざわざ仕事として、お金を払って作ってもらうものなので、Premiere Proで作れる動画が望まれるのでしょう。
Premiere Proを使ったことがない人の狙い目は、難しいソフトを使わないで済むように、ソフトを指定していない仕事を選ぶことですね。
まったく動画編集ソフトを使ったことがなくても調べながらなら使えるはず。
しかし、時間がかかって納期に間に合わないかもしれないし、時給に換算すると割に合わないと思います。
もし編集・加工ソフトを使ったことがない場合は、ダウンロードしたり、購入したりして少し使ってみるしかないでしょう。
結論としては、動画編集の仕事の経験はなくても、動画編集を自分でしたことがあれば仕事に出来るといえます。
仕事にするなら、仕事としては未経験でも、Adobe Premiere Proは使えるようにしておきたいですね。
仕事として扱ったことがなくても、趣味でも何でもいいので動画編集したことがあれば、すぐに仕事にできるはずです。
動画編集の仕事のお給料はどのくらい?経験がないとやっぱり低いの?
もし動画編集を仕事にするとしたなら、条件のほかに気になるのがやっぱりお給料ですよね。
需要が高い仕事なので年収も高いかというと、そうでもないようです。Web業界自体、割りと最近できた業界ということもあり、まだまだ発展途上にあります。
さらに、動画編集は個々のスキルや実績が収入に影響してくるようです。
今回調べた結果では、全体的な平均年収で、ざっくりですが、
平均年収
- 20代 約280万円
- 30代 約370万円
- 40代 約490万円
となっています。
派遣社員や契約社員での採用も多く、地域にもよりますが時給で平均1000~1700円のことが多いです。また正社員でも平均年収は約320万円となっているので、高年収とは言えません。
ただ、先程も述べたようにスキルや年齢によって収入は変動します。
また初めは企業に雇用されていても、実力がついてきたら独立してフリーランスとしても働くことができます。
クラウドワークスとかでも需要が多いので未経験から始めても、高収入が期待できると読んでいます。
ある程度の動画編集能力が身についたら、クラウドワークスで実績を作るために安くても。
会社員しながら副業として出来る仕事というか、1ヶ月とか、期間内での作れる本数が決まっていますし、初めのうちはなかなか数がこなせないと考えていたほうがいいでしょう。
なのでクラウドソーシングで副業として個人で仕事を受注し、数をこなしていくことで編集スピードを上げたり、効率的なやり方が分かってくるはず。
ただ、単価が安いことが多いので、副業でお小遣い稼ぎというよりも、あくまでスキル磨きの場だと考えたほうがよいでしょう。
いまは動画編集とかはYoutubeでも勉強できるし、あとは講座を受講してみたり、通信教育などを利用したりと、基礎から学ぶこともちょっと考えてもいいかもしれません。
まとめ
- 仕事として未経験でも、とにかく動画編集したことがあれば仕事になる
- 動画編集の仕事とは、動画を必要な長さや形にして、Web上にアップできる状態にすること
- 動画編集には「仮編集」と「本編集」の2つがある
- 動画編集は未経験でも出来るが、ある程度の知識は必要
- 編集加工ソフトを使ったことがない場合は、実際に使ってみるのがおすすめ
- 動画編集の仕事の平均年収は約320万円だが、頑張り次第で高収入が見込める(はず)
- スキルを磨くならクラウドソーシングや独学、スキルアップ講座、通信教育なども視野に入れる