こんばんは!
ともよしです。
YouTubeに動画を
投稿したあと、
何度もYouTube Studioを
開いてしまうことはありませんか?
投稿して1時間。
再生回数は3回。
数時間経って確認しても、
7回。
翌朝になって、
「少しは増えているかな」
と思って確認してみたら、12回。
時間をかけて企画を考えて、
撮影して、編集して、
時間をかけてサムネイルまで作った。
一本の動画を投稿するために
何時間も使っています。
だからこそ
「こんなに頑張ったのに12回か……」
と思ってしまいます。
再生回数が少ない状態が
何本も続くと、
だんだん動画を作ること自体が
苦しくなってきます。
「自分にはYouTubeの才能がないのかな」
「誰にも求められていないのかな」
「次の動画を作っても、どうせ再生されないんじゃないか」
そんな気持ちになる人も
いると思います。
YouTubeを
始めたばかりの時期は、
再生回数が少ないこと自体よりも、
「再生回数が少ないという数字を、
どう受け止めればいいのか分からない」
という問題のほうが大きい
と僕は思っています。
今日は、
再生回数が少なくて
心が折れそうになったときの
話をしたいと思います。
単純に、
「気にせず頑張りましょう」
という話ではありません。
再生回数が少ないという結果を
無視する必要もありません。
数字を見ないようにする
必要もありません。
大切なのは、
再生回数という数字から、
自分を傷つける材料ではなく、
次の動画を良くする材料を
取り出すことです。
◆再生回数が少ないと、なぜこんなに落ち込むのか
YouTubeをやっていない
人からすると、
「再生回数なんて数字なんだから、気にしなければいい」
と思うかもしれません。
ただ、実際に
動画を作っている側からすると、
簡単に割り切れる話ではありません。
一本の動画には、
かなり多くのものが入っています。
企画を考えます。
内容を調べます。
台本や話す内容を考えます。
動画を編集します。
カットします。
テロップを入れます。
BGMや効果音を調整します。
サムネイルを作ります。
タイトルを考えます。
概要欄を書きます。
ようやく投稿できます。
副業でYouTubeをやっている人なら、
本業が終わったあとや休日を使って
動画を作っている場合も多いでしょう。
家族との時間や
自分の自由時間を使っている人も
多いと思います。
つまり、投稿された
一本の動画には、
単なる動画ファイル以上の
ものが入っています。
自分の時間や労力、
期待が入っています。
だから、
再生回数が5回だったとき、
「動画が5回再生された」
という事実だけでは終わりません。
頭の中で、
「自分が何時間もかけて作ったものには、
5回分の価値しかなかった」
という意味に
変換してしまうことがあります。
心が折れる大きな原因は、
再生回数そのものよりも、
再生回数と自分自身の価値を
結びつけてしまう点にあります。
◆再生回数は「あなたの評価」ではありません
最初に、
確認しておきたいのは
動画の再生回数と、
動画を作った人の価値は別物です。
当たり前に聞こえるかもしれません。
しかし、YouTubeを続けていると
再生回数と動画を作った人の価値が
混ざりやすくなります。
例えば、
再生回数が20回だったとします。
20回という数字から分かるのは、
「現在、その動画が20回再生された」
という事実です。
20回という数字だけでは、
「動画の内容に価値がない」
とも言えません。
「話している内容がつまらない」
とも言えません。
「あなたはYouTubeに向いていない」
とも言えません。
そもそも、動画の存在を
ほとんど知られていない
可能性があります。
サムネイルやタイトルで
動画の魅力を十分に
伝えられていない可能性もあります。
テーマ自体の需要が
小さかった可能性もあります。
動画を届けたい視聴者さんと、
YouTubeが動画を表示した視聴者さんが
一致していなかった可能性もあります。
再生回数には、
さまざまな要素が関係します。
ところが、落ち込んでいると、
「20回しか再生されなかった」
↓
「動画がダメだった」
↓
「自分にはセンスがない」
↓
「YouTubeに向いていない」
という具合に、
ものすごい勢いで
話が大きくなります。
20回という数字から
「YouTubeに向いていない」
まで判断するには、
情報が足りていません。
動画一本の数字だけで、
自分自身の価値を
決して下げないでください。
◆「頑張った量」と「再生回数」は比例しない
YouTubeで精神的に
苦しくなりやすい理由の一つが、
努力と結果が比例しない点です。
例えばアルバイトなら、
5時間働けば5時間分の給料がもらえます。
動画制作の仕事なら、
依頼された動画を納品すれば、
契約した報酬を受け取れます。
ところが、
自分のYouTubeチャンネル
では違います。
10時間かけて作った動画が
10回しか再生されないことがあります。
反対に、短時間で作った動画が
数千回再生されることもあります。
「こんなに頑張ったのだから、
たくさん再生されてほしい」
と思うのは自然な感情です。
僕も動画を作る側なので、
気持ちはよく分かります。
ただ、YouTubeの再生回数
は制作時間に対する
報酬ではありません。
視聴者さんは、
「編集に10時間かかったみたいだから見よう」
とは考えません。
視聴者さんが
判断しているのは、
自分にとって
動画を見る理由があるかどうかです。
知りたい情報がありそう。
悩みが解決しそう。
面白そう。
続きが気になる。
好きな人が出ている。
自分に関係がありそう。
さまざまな理由から
動画をクリックします。
制作側の努力量と、
視聴者さんが感じる
「見たい理由」は別です。
少し厳しく聞こえるかもしれませんが、
考え方を分けられるようになると、
再生回数が少なかったときに
必要以上に自分を
責めにくくなります。
「10時間もかけたのに再生されなかった」
ではなく、
「10時間かけた部分の中で、
視聴者さんに伝わった部分と
伝わらなかった部分は
いったい何だったのだろう」
と作業量と結果を分けて
考えられるようになると楽です。
◆投稿直後の数字に感情を持っていかれすぎない
動画を公開すると、
気になります。
僕もYouTubeを運営しているので、
投稿した動画の反応が
とても気になる感覚は分かります。
特に再生回数が多いのではと
期待している動画ほど気になります。
公開して少し経ったら確認。
ちょっと時間が経ったらまた確認。
さらに確認。
再生回数が増えていないと落ち込む。
少し増えると安心する。
また止まると落ち込む。
YouTube Studioを開くたびに
感情が上下します。
投稿直後の数字を
何度も確認する状態には、
一つ大きな問題があります。
確認する回数が増えても、
動画が改善されるわけではありません。
再生回数を確認する行為と、
再生回数を伸ばすための分析は別です。
例えば、
「12回だ……」
「まだ12回だ……」
「13回になった」
「また止まった……」
と確認しても、
改善につながる情報は
ほとんど増えていません。
数字を見ているようで、
実際には数字に感情を
揺さぶられているだけ
になってしまっています。
アナリティクスを見るなら、
目的を決めたほうがいいです。
例えば、
「公開後の反応を確認する」
「数日経ってから表示された回数やクリックの状況を見る」
「動画内で離脱が目立つ部分を確認する」
といった目的です。
数字を見ること自体が
悪いわけではありません。
目的のない確認を
何度も繰り返すことが、
精神的なエネルギーの消耗につながります。
◆「再生されなかった」と「まだ再生されていない」は違う
投稿直後に数字が伸びないと、
「今回の動画は失敗した」
と判断したくなることがあります。
ただ、YouTubeでは
公開直後だけで
動画の結果が決まるとは限りません。
公開してから時間が経ったあとに、
検索や関連動画などから
多く見られる動画もよくあります。
特に、検索され続けるテーマや、
時間が経っても価値が変わりにくい内容は、
公開直後の数字だけで
評価しにくい場合があります。
例えば、
「Premiere で字幕を入れる方法」
「YouTubeのサムネイルサイズ」
「マイクのノイズを減らす方法」
といった内容なら、
投稿した当日だけ需要が
あるわけではありません。
数週間後、数か月後に
同じ悩みを持つ人が
検索する可能性があります。
もちろん、時間が経てば
必ず伸びるという意味ではありません。
伸びなかった動画を、
「いつか伸びるはず」
と何年間も眺める必要もありません。
大切なのは、投稿直後の
少ない数字だけで、
動画の価値をすぐに確定させないことです。
◆再生回数が少ないときほど「失敗」という言葉を雑に使わない
例えば、一本の動画を投稿して
30回再生されたとします。
あなたは30回という数字を見て、
「失敗した」
と思うかもしれません。
ただ、何をもって
失敗なのでしょうか。
100回を目標にしていたから
でしょうか。
前回の動画が200回だったから
でしょうか。
同じジャンルの人気チャンネルが
1万回再生されているからでしょうか。
「失敗」という言葉は便利ですが、
原因を分からなくすることがあります。
動画の結果を振り返るなら、
もう少し具体的な言葉に変えてみてください。
「想定していたよりクリックされなかった」
「冒頭で離脱する視聴者さんが多かった」
「検索からの流入が想定より少なかった」
「テーマの需要を大きく見積もりすぎたかもしれない」
「過去動画より表示される機会が少なかった」
具体的な表現に変えると、
次に考えるべき内容が見えてきます。
「動画が失敗した」
だけでは、次に何を
直せばいいのか分かりません。
一方、
「表示された割にクリックされなかった」
と分かれば、
タイトルやサムネイルを
振り返る理由ができます。
「クリックされたけれど冒頭で離脱された」
と分かれば、
動画冒頭の内容を確認できます。
再生回数が少ないという結果は、
改善の入口にはなります。
ただし、再生回数だけでは
原因までは分かりません。
◆一本の動画に背負わせすぎていませんか?
YouTubeを始めたばかりの人ほど、
一本の動画に大きな期待を持ちやすいです。
「今回こそ伸びてほしい」
「今回こそ1000回いってほしい」
「今回の動画で登録者さんが増えてほしい」
期待を持つこと自体は悪くありません。
ただ、一本の動画に、
「チャンネルを伸ばしてほしい」
「自信を取り戻させてほしい」
「今までの努力を証明してほしい」
「YouTubeを続ける意味を与えてほしい」
という役割まで背負わせると、
再生回数が少なかったときの
ダメージが大きくなります。
一本の動画は、
チャンネル全体の中の一本です。
動画ごとに結果が違うのは普通です。
テーマも違います。
タイトルも違います。
サムネイルも違います。
公開したタイミングも違います。
YouTubeから表示される
視聴者さんも完全に同じではありません。
だから、一本ごとに
再生回数が上下します。
毎回ホームランを打つような感覚で
動画を作ると、精神的に
かなり苦しくなります。
一本の動画に期待するな、
という話ではありません。
一本の結果に、
自分のYouTube活動全体の意味まで
背負わせないという話です。
◆再生回数が少なかったら「3つ」に分けて考える
では、動画の再生回数が
思ったより少なかった場合、
具体的に何を考えればいいのでしょうか。
僕なら、大きく
3つに分けて考えます。
1つ目は、
「動画を見つけてもらえたか」
です。
そもそも視聴者さんの前に
動画が十分に表示されていないなら、
クリックされる機会も少なくなります。
テーマの需要、
チャンネルの状態、
動画と視聴者さんとの相性など、
複数の要素が関係します。
2つ目は、
「見つけた人が見たいと思ったか」
です。
動画が表示されても、
タイトルやサムネイルを見た人が、
「自分には必要なさそう」
「何が分かる動画なのか分からない」
「他の動画のほうが気になる」
と判断すれば、
再生にはつながりません。
3つ目は、
「見始めた人が見続けたいと思ったか」
です。
クリックされたとしても、
冒頭で期待した内容と違うと感じれば、
視聴者さんは離れてしまいます。
再生回数だけを見ると、
「伸びなかった」
という一つの結果にしか見えません。
しかし、動画が視聴されるまでには
複数の段階があります。
だから、改善するときも
全部を一度に変える必要はありません。
◆次の動画では「一つだけ仮説を持つ」
再生回数が少ないと、
急に全部変えたくなる人がいます。
企画を変える。
サムネイルを変える。
話し方を変える。
編集を変える。
動画の長さを変える。
投稿時間を変える。
ジャンルまで変える。
全部変えて次の動画を投稿します。
次の動画も伸びなかったら、
さらに全部変えます。
すると、何が良くて何が悪かったのか、
ますます分からなくなります。
おすすめしたいのは、
次の一本で確認したい仮説を
一つ決める方法です。
例えば、
「タイトルで悩みを具体的に書いたら
クリックされやすくなるのではないか」
「動画冒頭で結論を先に伝えたら
離脱が減るのではないか」
「広すぎるテーマより、悩みを絞った
テーマのほうが見てもらえるのではないか」
という仮説です。
仮説を持って一本作ると、
再生回数の意味が変わります。
単なる回数だけの意味では
なくなります。
自分が考えた改善策に対する反応として
数字を見られるようになります。
◆「10回しか再生されなかった」を別の角度から見る
例えば、動画が
10回再生されたとします。
「たった10回」
と感じるかもしれません。
ただ、10回という数字の中には、
実際に動画を見た人がいます。
数字として見ると小さく感じますが、
現実の人数に置き換えると
少し印象が変わります。
自分の目の前に10人の人が座っていて、
自分が作った動画を見てくれた
と考えてみてください。
10人全員が同じ部屋にいたら、
決して誰もいない状態ではありません。
もちろん、
YouTubeでチャンネルを
伸ばしたいなら、
「10人見てくれたから満足しましょう」
だけで終わる必要はありません。
再生回数を100回、
1000回、1万回と増やすために
改善することは大切です。
ただ、
「再生回数が10回しかない」
と、
「10人が見てくれた」
は同じ数字でも受け取り方が違います。
少ない数字を無理やり
喜ぶ必要はありません。
数字の向こう側に人がいることだけは
忘れないでください。
◆少ない再生回数だから確認できることもある
チャンネルがまだ小さい時期には、
大量のデータがありません。
だから、
「データが少ないから何も分からない」
と思う人もいます。
確かに、少ないデータから
断定するのは危険です。
10人中5人が途中で離脱した
からといって、
「視聴者さんの50%は必ず離脱する」
とはいえません。
一方で、少ない再生回数でも
確認できることはあります。
例えば、
自分で動画を見直して、
「タイトルで約束した内容が動画の前半で出ているか」
「冒頭が長すぎないか」
「サムネイルを見ただけでテーマが伝わるか」
「自分が検索する側だったら、このタイトルを選ぶか」
と考えることはできます。
数字が少ない時期は、
統計的な正解を探すというより、
「明らかに直せる部分がないか」
を探したほうが実践的です。
◆再生回数が少ない日にやってはいけない判断
再生回数が少なくて落ち込んでいるときは、
大きな判断をしないほうがいいと僕は思っています。
例えば、
「チャンネルを全部やり直そう」
「ジャンルを変えよう」
「今までの動画を全部削除しよう」
「YouTubeを辞めよう」
といった判断です。
感情が強く動いている状態では、
一本の動画の結果を必要以上に
大きく捉えてしまうことがあります。
もちろん、チャンネルの方向性を
変えたほうがいい場合もあります。
動画を非公開にしたほうが
いいケースもあります。
YouTubeとの付き合い方を
考え直す必要がある人もいるでしょう。
ただ、大きな判断には
大きな材料が必要です。
一本の動画が伸びなかった。
数本の動画が思ったより再生されなかった。
少なくとも、
チャンネル全体を否定するには
材料が少なすぎます。
落ち込んでいる日は、
「次に改善できそうな点を一つ書いて終わる」
くらいでも構いません。
大きな決断は、
数字と感情を少し
切り離してから考えてください。
再生回数は、決して
あなたのセンスがないという
評価ではありません。
次の動画を考えるために
届いた情報です。
数字に心を折られるだけで
終わるのではなく、
数字を次の動画に
使っていきましょう。
それではまた!
ともよし
